エアブラシを使った塗装の次に現れた技術は、アルプスプリンタを使ったデカールの自作でした。思い通りのデカールを自作できることは驚異的でしたが、同じくパソコンを使った、ピーナッツスケールならではのテクニックがあります。それは、あらかじめ被覆用の和紙に直接印刷したものを機体に貼るのです。これならシリアルナンバーやマーク、パネルラインまで表現することができます。
しかし、一つだけ制約があります。インクジェットプリンタで印刷するのですが、顔料インクでなくては糊付けや霧吹きをしたときに、滲んでしまうのです。ほとんどのプリンタが染料インクですから、ピーナッツ用には顔料インクのプリンタを求めなくいてはいけません。しかし、すでにプリンタを持っている場合には改めてもう一台、プリンタを購入するとなるとちょっと、ためらってしまいます。

そこで、染料インクをなんとかピーナッツに使えないか挑戦です。その方法は、印刷用の台紙に和紙をはったまま、エアブラシを使ってごく薄いドープでコーティングしてみました。まずは、滲むことなく糊付けできれば第一段階クリアです。尾翼で試しにみることにします。
その結果は・・・まだわかりません。

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