飛行時間が思ったように伸びないのは、いつも使っている直径12cmのプラスチックプロペラに原因があるのではないかと思い、プロペラを自作することにしました。今までも何度か作ったのですが、目的が軽量化だったので、ほとんど適当に作っていました。今回はプロペラの直径とピッチをある根拠を元に決定したので試してみることにします。作ろうとしているプロペラは直径150mm、ピッチ225mm。こんなサイズのプロペラを使ったことが無いので、果たしてどうなるか予測できませんが、あとのことは考えずにまずは、作りましょう。
プロペラは色々な作り方があって、主に材料から直接、削りだす方法と、治具にバルサのブレードを押し付けて捻りをつける方法があります。私はいつも後者の治具を使う方法です。治具さえ作ってしまえば簡単に同じプロペラを何度でも作れる利点があります。
最初に、治具を作るための「型紙」を作る必要があります。この「型紙」にあわせて治具を削り出します。「型紙」はエクセルを使って計算式から座標を求め、JW-CADで曲線を描き「型紙」を作図してプリントアウトしました。こうすれば、好みのピッチの「型紙」が非常に簡単に作れるので大助かりです。