1.5mm×1.5mmのバルサ棒を通す溝をリブや胴枠に作るとき、普通のカッターや棒やすりを使うと形がいびつになったり、溝が大きくなりすぎることがあり、ときには胴枠が割れることもあります。そこで美しい溝を作るための「溝切りカッター」を紹介します。

今時、これでひげを剃っている人はいないと思いますが、両刃のステンレスカミソリを使います。ドラッグストアや百円ショップに売っていると思います。

当初、カミソリを何度も折り曲げて、折り取っていましたが、エッジが丸まったり思ったようなサイズを作るのは困難でした。 そこで、「キッチンばさみ」を100円ショップで購入し、紙を切るように切ってみました。これでやっと思ったサイズのカミソリを切り出すことが可能になりました。

切り取るカミソリは、縦通材と同じ幅か、少しだけ大きくします。これをアイスクリームのスティックに瞬間接着剤で固定すれば完成です。

縦通材の位置にあわせて3辺をサク、サク、サクと垂直に切り込めば簡単に美しい溝の出来上がりです。
カミソリをアイスクリームスティックと同じくらいの幅にすると、使い道のちょっと異なる便利なツールになります。